知り合いの山から竹を少々分けてもらったのです。こいつでまずは、豆や胡瓜の支柱を作ろうと思うである。
竹というのは、木と草の中間にあるような不思議な植物なのである。筍の状態の時にある節の数が、そのまま竹の節の数になるという話は有名だ。つまり、それぞれの節の間が成長してゆくから、その成長速度は驚くほどに早いそうだ。節が20あれば、普通の植物の20倍のスピードで成長するということになる。凄い。
用途だって色々。昔から、例を挙げきれぬ程に様々な用途に使われてきた。食材として、容器として、構造材として、編物素材として、、、。とても有用な自然資源なのである。さあ、何を作ろうか。
そういえば以前に、隈研吾氏の「竹の家」の竹の中には鉄筋が仕込まれているという話を聞いて落胆した覚えがある。外見は、吉永小百合のCMに相応しく美しいのですが。
2010/05/11
2010/05/09
来年は自家製サイダー(リンゴ酒)で
リンゴの花が開き始めた。かわいらしい花を愛でながらリンゴ酒(残念ながら自家製では無い)をちょいと一杯。ふと気付くと、「りんご追分」をつい口ずさんでいる。
日本人は、桜にばかりこじつけて酒(大抵缶ビール)を飲むが、真に花を楽しむ気持ちがあれば、美しい花は他に幾らでもあるのである。梅(&梅酒)で始まった今年の花見は、第2弾が桜(&桜酒)、第3弾が桃(&桃酒)、そして第4弾がこのリンゴなのである。花見シーズンはまだまだ続く。
さて、来週からはリンゴの花摘み開始である。美味しい実を成らせるには、そして旨いサイダー(日本では気取って「シードル」と呼ばれるが、あえて素朴に「サイダー」と呼びたい。「チョコ」を「ショコラ」と呼ぶような伊達男にはなれないのである。)を作るには、せっせと花を摘んでやらなくてはならないのです。
日本人は、桜にばかりこじつけて酒(大抵缶ビール)を飲むが、真に花を楽しむ気持ちがあれば、美しい花は他に幾らでもあるのである。梅(&梅酒)で始まった今年の花見は、第2弾が桜(&桜酒)、第3弾が桃(&桃酒)、そして第4弾がこのリンゴなのである。花見シーズンはまだまだ続く。
さて、来週からはリンゴの花摘み開始である。美味しい実を成らせるには、そして旨いサイダー(日本では気取って「シードル」と呼ばれるが、あえて素朴に「サイダー」と呼びたい。「チョコ」を「ショコラ」と呼ぶような伊達男にはなれないのである。)を作るには、せっせと花を摘んでやらなくてはならないのです。
2010/05/03
ゴールデンウィークは一家総出で農作業
ようやく暖かくなってきたので、「せっつぁば」を耕し、畝を起こして、芋を植えたのである。
まずは、じゃが芋達。インカの芽生えを半畝、メークイーンを一畝、男爵を一畝。種イモを2-3等分に切り、高さ10cm程度の畝に30cm程の間隔で植える。鶏糞、菜種粕、堆肥を入れて埋めれば良し。
次にさつま芋を一畝。こいつはちょいと手が掛る。藁を敷き、米ぬかをたっぷりとかけてから、土を盛って30cm程の畝を立て、マルチ(除草、保温、保湿の為に畝に被せるカバー)を掛ける。これでしばらく置いておくと、藁によって畑の窒素分が吸収されて、さつま芋に適した土になるのである。今日はここまで、苗は後日植える。
最後に里芋も一畝。こいつは丸のまま植える。あとはじゃが芋と同じ要領で埋めてから、最後にマルチを掛けてやる。里芋は他の芋より水分を必要とするので、マルチを被せて保湿してやる。
ゴールデンウィークというのは、農業にとっては大忙しの一週間なのである。会社務めをしている若夫婦も帰省し、爺さんから孫まで三世代総出で農作業なんて風景は微笑ましいものである。子供には土まみれの服が良く似合う。悠長に旅行なんて楽しんでいては、スーパーで農薬タップリの野菜を買うはめになってしまうのです。
まずは、じゃが芋達。インカの芽生えを半畝、メークイーンを一畝、男爵を一畝。種イモを2-3等分に切り、高さ10cm程度の畝に30cm程の間隔で植える。鶏糞、菜種粕、堆肥を入れて埋めれば良し。
次にさつま芋を一畝。こいつはちょいと手が掛る。藁を敷き、米ぬかをたっぷりとかけてから、土を盛って30cm程の畝を立て、マルチ(除草、保温、保湿の為に畝に被せるカバー)を掛ける。これでしばらく置いておくと、藁によって畑の窒素分が吸収されて、さつま芋に適した土になるのである。今日はここまで、苗は後日植える。
最後に里芋も一畝。こいつは丸のまま植える。あとはじゃが芋と同じ要領で埋めてから、最後にマルチを掛けてやる。里芋は他の芋より水分を必要とするので、マルチを被せて保湿してやる。
ゴールデンウィークというのは、農業にとっては大忙しの一週間なのである。会社務めをしている若夫婦も帰省し、爺さんから孫まで三世代総出で農作業なんて風景は微笑ましいものである。子供には土まみれの服が良く似合う。悠長に旅行なんて楽しんでいては、スーパーで農薬タップリの野菜を買うはめになってしまうのです。
2010/04/27
大切にしよう、感謝しよう、恩返しをしよう
デザイニングというローカルデザインイベントの一環で行われた公開トークへの出演の為に、久々に福岡を訪れたのである。このトークの中で主にハプニング(1990年代にエアコンディションというユニットが東京を舞台に行った伝説的なデザインイベント)について語り合った。あれは日本のデザインシーンに一石を投じたイベントであったことを再認識。
旅のついでにバイトリコ福岡でワークショップを行ってきたのである。「Make it up!(ありがとう)」 と題したこのワークショップは、壊れてしまった愛用品へ、そして負担を与えた環境へ、感謝の気持ちを態度で示そうという内容のもの。「カーボンオフセット」という考え方に「気持ち」を添えた、小さな環境改善活動なのである。参加者の方々の笑顔、真剣な眼差し。これは継続すべき活動であることを感じたのである。このワークショップ(小さな活動)についての全容は、近日ウェブ上で公開したいと思っています。現在、東京開催を計画中なのです。
旅のついでにバイトリコ福岡でワークショップを行ってきたのである。「Make it up!(ありがとう)」 と題したこのワークショップは、壊れてしまった愛用品へ、そして負担を与えた環境へ、感謝の気持ちを態度で示そうという内容のもの。「カーボンオフセット」という考え方に「気持ち」を添えた、小さな環境改善活動なのである。参加者の方々の笑顔、真剣な眼差し。これは継続すべき活動であることを感じたのである。このワークショップ(小さな活動)についての全容は、近日ウェブ上で公開したいと思っています。現在、東京開催を計画中なのです。
2010/04/15
ピンクのバナナ
今年の花見シーズンにも多く見かけたが、あのテキヤというスタイルの路上食品販売業ってのはどうにも腑に落ちないのである。
チンピラ風ファッションで決めた若者達が、どう見ても不衛生に食品を扱っているように見えるのである。バケツに汲んだ水は食材の洗浄と手洗い器を兼ね、汚れたエプロンがタオル代わり、食材は豪快に手掴み、ってのが基本調理マナーである。時には、食品を扱う手でタバコを吸い、バケツの水をちょいと食品に加えたりする。何故、食品衛生法に引っかからないのだろう?
またどういう理由からか、ミッキーマウスやドラえもん、アンパンマン、キティちゃん、といった有名キャラクター(何故か手書きで描かれていることが多い)を装飾やモチーフに使った店も多い。何故、著作権法に引っかからないのだろう?
それ以上に疑問に思うのは、こんなテキヤで売られる食べ物(着色料たっぷりのカラフルで美しい食べ物だと尚ひどい)を子供に買い与える、優しい親の姿を良く見かけることである。
チンピラ風ファッションで決めた若者達が、どう見ても不衛生に食品を扱っているように見えるのである。バケツに汲んだ水は食材の洗浄と手洗い器を兼ね、汚れたエプロンがタオル代わり、食材は豪快に手掴み、ってのが基本調理マナーである。時には、食品を扱う手でタバコを吸い、バケツの水をちょいと食品に加えたりする。何故、食品衛生法に引っかからないのだろう?
またどういう理由からか、ミッキーマウスやドラえもん、アンパンマン、キティちゃん、といった有名キャラクター(何故か手書きで描かれていることが多い)を装飾やモチーフに使った店も多い。何故、著作権法に引っかからないのだろう?
それ以上に疑問に思うのは、こんなテキヤで売られる食べ物(着色料たっぷりのカラフルで美しい食べ物だと尚ひどい)を子供に買い与える、優しい親の姿を良く見かけることである。
2010/04/10
自然から頂く幸せ
春一番の山菜、蕗の薹もそろそろ終わりです。限られた期間しか食べられないからこそ、美味しいのです。最後は、トマトと合わせてパスタにして食べ収めなのです。
これからは、こごめ、たらの芽、こしあぶら、山うど、わらび、ぜんまい、、、と山の幸が続々と登場します。イメージするだけで涎が垂れそうになるのです。天気をみながら、収穫のタイミングを逃さぬよう要注意です。
基本的には柔らかな若芽は、何でも食べられるので、今年はいろいろと試食をしてみようと思うのです。ただ、毒草だけは注意しなくてはなりません。怪しい植物は、参考書を見て選りわけるのです。それにしてもこの季節は、菜食志向の私にとっては最高に幸せな季節なのです。
これからは、こごめ、たらの芽、こしあぶら、山うど、わらび、ぜんまい、、、と山の幸が続々と登場します。イメージするだけで涎が垂れそうになるのです。天気をみながら、収穫のタイミングを逃さぬよう要注意です。
基本的には柔らかな若芽は、何でも食べられるので、今年はいろいろと試食をしてみようと思うのです。ただ、毒草だけは注意しなくてはなりません。怪しい植物は、参考書を見て選りわけるのです。それにしてもこの季節は、菜食志向の私にとっては最高に幸せな季節なのです。
2010/04/06
交配によって進化(退化)する
種蒔きシーズンの到来です。作付計画を考えるのは楽しいものです。どんな野菜を植えるか、同じ野菜の中でもどの品種にするか、悩みどころなのです。
現在我々が食している野菜達は、品種改良が重ねられてた末に作られたものです。育てやすいように、味がいいように。そこで、種選びに悩む(楽しむ)のです。種というものは、そのルーツ(血統)が結構しっかりと管理させているので面白いのです。どのような原種を、何処で、いつ、誰が改良を加えてきたか。概して原種に近い程、素朴な味がするのです。その素朴な味を旨いと感じるか、不味いと感じるかは、好み次第。
まずは、昨年採取した種を何種か蒔いたのです。自生え大玉トマト、信越水茄子、紫御前茄子、万願寺唐辛子、日光唐辛子。順調に発芽してきたので、そろそろポットへ植え替えてやるのです。
現在我々が食している野菜達は、品種改良が重ねられてた末に作られたものです。育てやすいように、味がいいように。そこで、種選びに悩む(楽しむ)のです。種というものは、そのルーツ(血統)が結構しっかりと管理させているので面白いのです。どのような原種を、何処で、いつ、誰が改良を加えてきたか。概して原種に近い程、素朴な味がするのです。その素朴な味を旨いと感じるか、不味いと感じるかは、好み次第。
まずは、昨年採取した種を何種か蒔いたのです。自生え大玉トマト、信越水茄子、紫御前茄子、万願寺唐辛子、日光唐辛子。順調に発芽してきたので、そろそろポットへ植え替えてやるのです。
2010/04/01
屋外で自然を満喫するエゴイスト達
天気も上々であったので、上野の山を散歩に訪れたのである。桜の花は八分咲きで桜並道は多くの人々で賑わっていたのです。
ところが、頭上の桜を眺めながらしばらく歩くと、異様な光景が目に入ってきたのである。なんと両脇の桜の下の広大なスペースに綱が張り巡らされ、ブルーシートが敷き詰められていたのです。せっかくの桜並木の美しい風景が台無しにされているのです。
どうやら場所取りの為のブルーシートらしいのですが、そこに人はいないのです。団体名の記された書き置きが貼られているだけなのです。この場所とりの為に歩道スペースは狭められ、通路は混雑し、皆が窮屈に歩いているのです。もちろん腰を下ろして休憩する場所なんてありません。
皆が楽しみに訪れる公共の桜並木を、自分達の宴会をおこなう数時間の為だけに、永遠と占拠し続ける人々の利己主義には呆れます。そんな公共の迷惑も顧みない利己的な人々(その多くは大の企業人達)は、自分達の恥を晒していることに気付いていないのですから始末に負えません。ともすれば桜の下で宴会をすることで、自然派、エコ志向、なんて勘違いをしている大馬鹿者かもしれません。
ところが、頭上の桜を眺めながらしばらく歩くと、異様な光景が目に入ってきたのである。なんと両脇の桜の下の広大なスペースに綱が張り巡らされ、ブルーシートが敷き詰められていたのです。せっかくの桜並木の美しい風景が台無しにされているのです。
どうやら場所取りの為のブルーシートらしいのですが、そこに人はいないのです。団体名の記された書き置きが貼られているだけなのです。この場所とりの為に歩道スペースは狭められ、通路は混雑し、皆が窮屈に歩いているのです。もちろん腰を下ろして休憩する場所なんてありません。
皆が楽しみに訪れる公共の桜並木を、自分達の宴会をおこなう数時間の為だけに、永遠と占拠し続ける人々の利己主義には呆れます。そんな公共の迷惑も顧みない利己的な人々(その多くは大の企業人達)は、自分達の恥を晒していることに気付いていないのですから始末に負えません。ともすれば桜の下で宴会をすることで、自然派、エコ志向、なんて勘違いをしている大馬鹿者かもしれません。
2010/03/28
欲しいものは自分で作る
トルコでは林檎よりポピュラーな花梨、大好物なのである。なぜか日本ではあまり人気が無いようだが、あの硬い実の歯ごたえ、胸に詰まるようなバサバサ感が、癖になるのである。ということで、自分で作ることにした。
苗木を入手して植樹。自家受精する品種であるようだが、念のために林檎と梨の間に植えることにした。これで受精は確実であろう。あとは、樹形を調えながら結実まで5年間のんびりと待つのである。
苗木を入手して植樹。自家受精する品種であるようだが、念のために林檎と梨の間に植えることにした。これで受精は確実であろう。あとは、樹形を調えながら結実まで5年間のんびりと待つのである。
2010/03/26
ファストプロダクト反対
春になると雪は柔らかく、汚れてくるので、毎回のクリーニング&ワックス作業が欠かせないのである。快適に楽しむためだけでなく、長く愛用するためにはどんな道具(プロダクト)だってメンテナンスをしっかり施してやらねばならないのです。気がつけば、この板にもう10年も乗っているのです。ソールの状態は良好、キャンバーもしっかり、エッジにも目立つダメージは無い、ので買い替える理由が見つからないのです。
手軽に物を買い、粗雑に扱い、不具合が出れば(もしくは単に流行りが過ぎれば)簡単に捨て、また新しく買う。なんてことが今の日本では平然と行われているのです。手に入れた物は大切に扱い、出来れば一生を共に生きたいと思うのです。物の耐久年数(寿命)は、人間の寿命(耐久年数)より長いことが多いのですから。
手軽に物を買い、粗雑に扱い、不具合が出れば(もしくは単に流行りが過ぎれば)簡単に捨て、また新しく買う。なんてことが今の日本では平然と行われているのです。手に入れた物は大切に扱い、出来れば一生を共に生きたいと思うのです。物の耐久年数(寿命)は、人間の寿命(耐久年数)より長いことが多いのですから。
2010/03/20
オーガニックデザインの神髄はフォルムでなく機能性にある
残雪の間から、ザゼンソウがちらほらと顔を出し始めたのである。祠の中で、僧侶が座禅を組んでいるように見えることから命名されたこの座禅草、妖艶な水芭蕉のようでなかなか美しい。その美しさに加えて、この花は興味深い生態をもっているのである。早春の開花時に強い熱と臭いを発するのである。熱で雪を溶かして顔を出す。同時に強い臭いを放って虫をおびき寄せ、まだ虫の少ない雪解け時期の受粉を促進するのである。虫は雪間に顔を出した暖かな祠のなかで一休み。
自然とは、なんと理に適っている(機能的にデザインされている)のだろう。
しかしながらこのザゼンソウ、英語名では SKUNK CABBAGE と呼ばれるそうである。強い臭いがその名前の由来らしいが、幸いなことに我が家のザゼンソウ達は嫌な臭いはしない。清い水、清い土、で育つと臭いも清くなるのか?ザゼンソウとスカンクキャベツとでは、似て異なる品種なのか?日本人と欧米人との嗅覚の違いか?
自然とは、なんと理に適っている(機能的にデザインされている)のだろう。
しかしながらこのザゼンソウ、英語名では SKUNK CABBAGE と呼ばれるそうである。強い臭いがその名前の由来らしいが、幸いなことに我が家のザゼンソウ達は嫌な臭いはしない。清い水、清い土、で育つと臭いも清くなるのか?ザゼンソウとスカンクキャベツとでは、似て異なる品種なのか?日本人と欧米人との嗅覚の違いか?
2010/03/13
無駄な装飾はいらない
ゲレンデへはいつも軽トラで出かけるのである。田舎道には最もマッチする車なのだが、スキー場ではどうにも浮いてしまうようだ。荷台から板を下ろし、ワックスを削っていると、都会ナンバーのSUV車で乗りつけてくる若者達に奇異な目で見られることがしばしばである。
軽トラとは、正に機能性に特化した車なのである。狭い農道は、軽トラ規格。無舗装の道だってお手のもの。積載量も最大限を確保。燃費だってプリウス並み。四駆仕様なら雪道だって何の苦もない。唯一の問題点は、運転席のサイズが二~三世代前の日本人体型規格のままであること。身長140~160cm程度が適正だと思われる。長距離乗る車ではないが、(大人が三輪車に跨るように)がに股での運転はちょっと窮屈なのである。行く末はロバにでも乗り換えなくてはなるまい。
軽トラとは、正に機能性に特化した車なのである。狭い農道は、軽トラ規格。無舗装の道だってお手のもの。積載量も最大限を確保。燃費だってプリウス並み。四駆仕様なら雪道だって何の苦もない。唯一の問題点は、運転席のサイズが二~三世代前の日本人体型規格のままであること。身長140~160cm程度が適正だと思われる。長距離乗る車ではないが、(大人が三輪車に跨るように)がに股での運転はちょっと窮屈なのである。行く末はロバにでも乗り換えなくてはなるまい。
2010/03/06
刹那き自然の摂理
コツコツと手を入れて拓いている山中の庭の雪解け具合を見に行くと、獣の気配。気づくとすぐそこに何かがいるのである。驚いて息をころしていると、相手も動かない。剥製のように動かない。
あの逞しい脚、毛深さ、もののけ姫チックな風貌、天然記念物に指定されている日本カモシカである。どうやら、脚に怪我をしていて動けないらしい。
さて困ったのである。天然記念物には下手に触れることは出来ない。捕まえて手当てを施すことさえ、罪に問われかねないのである。
役所に連絡を入れると、なんと、忙しくて保護に来ることが出来ないという。こうなってはもう成す術が無いのである。あとは、自然の摂理に任せるしかない。安らかなる死を迎え野生動物の食糧となって果てることを祈るだけである。
あの逞しい脚、毛深さ、もののけ姫チックな風貌、天然記念物に指定されている日本カモシカである。どうやら、脚に怪我をしていて動けないらしい。
さて困ったのである。天然記念物には下手に触れることは出来ない。捕まえて手当てを施すことさえ、罪に問われかねないのである。
役所に連絡を入れると、なんと、忙しくて保護に来ることが出来ないという。こうなってはもう成す術が無いのである。あとは、自然の摂理に任せるしかない。安らかなる死を迎え野生動物の食糧となって果てることを祈るだけである。
2010/03/04
名は体を表わさないことは多々ある
まず焼いてみた、開いた口に酒と醤油を少々。汁がたっぷり、身も大きいので、喜びも大きい。口に入れた瞬間旨い、と思ったのもつかの間、どうにも歯切れが悪くて噛み切れない。焼きすぎたのか?噛んでいるうちにやや臭みも感じられてきた。
次は酒蒸しにしてみた。これで臭みも硬さも解消と考えた。が、解消されない。
あまり身が旨くないということは、ダシ用の貝なのだろうとお吸い物にした。が、あまりダシが出ない。なんだか臭みが際立ってしまった。
では素材の味を楽しむものでは無いのだろうと、焼いてバター醤油でしっかり味をつけてみた。臭みが気にならなくなり、まあ食える。
調べたところ、この大アサリと呼ばれる貝は、大きなアサリでは無いのである。ウチムラサキという全く別種の貝なのである。これでは、ウミヘビが大アナゴとして加工販売されている(た?)のと同じなのである。
2010/02/27
雪山のナスはストックで体を支える*場当りデザイン*
雪の中から、スキーのストックがあちらこちらに顔を出しているのです。スキーヤーが雪崩に巻き込まれた?スキー客の忘れ物?
スキー場近くの農家では、古いストックを野菜の支柱として再利用している風景を良く見かけるのです。夏場にはちょっと違和感を覚えていたですが、雪景色にはとてもよく溶け込んでいるのです。微笑ましい風景です。
スキー場近くの農家では、古いストックを野菜の支柱として再利用している風景を良く見かけるのです。夏場にはちょっと違和感を覚えていたですが、雪景色にはとてもよく溶け込んでいるのです。微笑ましい風景です。
2010/02/25
恥ずかしげも無く手のひらを返す人々がいる
牧場のスノーボードパークは、今最高にいい状態である。25年前からは考えられぬほどの充実ぶり。ジャンプ台は大小10台程度、レールやボックス等のジブアイテムも多バリエーション、そしてハーフパイプも。深さ3-4Mとやや浅めのパイプながら、鈍った老体にはちょうど良い具合。雪質の悪くなるこの季節は、フリーランではあまり楽しめないので、パークの充実はとてもうれしいのです。
25年前にはどのゲレンデでも邪魔者扱いされ、迫害してされていたスノーボード。今ではそのスノーボードで飯を食べているゲレンデが多い。
國母騒動を見ると、日本スノーボード協会(JSBA)と日本スキー連盟(SAJ)とは、いまだ協調出来ていないようだ。(JSBAから借りてきた國母がSAJの権力を屁とも思わない横柄な態度をとったことが、SAJのお偉方には面白くなかった。という事については何故か報道されないが。)自分達の利権を守るために当初スノーボードという新しいスポーツを排除した日本スキー連盟だが、スノーボードのオリンピック種目化が決まると手のひらを返してスノーボードを取り込もうとした。国際スノーボード連盟(FIS)に属し、それまでスノーボードの普及に尽力してきた、日本スノーボード協会は面白いはずがない。だが日本スキー連盟は有無を言わせず力尽くでオリンピック利権をとった。当初は、SAJ公認の大会には世界大会で活躍する真の実力者達(JSBA所属選手)はほとんど出なかったものだ。オリンピックという一過的な名誉や周囲の利権争いに振り回されず、自身の信念を貫いた選手が多くいた。その結果、二流選手がオリンピック日本代表となって恥をさらしたのもつい最近のこと。
オリンピックのように膨大な金の動くイベント(国家事業ですから)の影には、大小様々な利権の集積があることをちゃんと認識しておきたい。
25年前にはどのゲレンデでも邪魔者扱いされ、迫害してされていたスノーボード。今ではそのスノーボードで飯を食べているゲレンデが多い。
國母騒動を見ると、日本スノーボード協会(JSBA)と日本スキー連盟(SAJ)とは、いまだ協調出来ていないようだ。(JSBAから借りてきた國母がSAJの権力を屁とも思わない横柄な態度をとったことが、SAJのお偉方には面白くなかった。という事については何故か報道されないが。)自分達の利権を守るために当初スノーボードという新しいスポーツを排除した日本スキー連盟だが、スノーボードのオリンピック種目化が決まると手のひらを返してスノーボードを取り込もうとした。国際スノーボード連盟(FIS)に属し、それまでスノーボードの普及に尽力してきた、日本スノーボード協会は面白いはずがない。だが日本スキー連盟は有無を言わせず力尽くでオリンピック利権をとった。当初は、SAJ公認の大会には世界大会で活躍する真の実力者達(JSBA所属選手)はほとんど出なかったものだ。オリンピックという一過的な名誉や周囲の利権争いに振り回されず、自身の信念を貫いた選手が多くいた。その結果、二流選手がオリンピック日本代表となって恥をさらしたのもつい最近のこと。
オリンピックのように膨大な金の動くイベント(国家事業ですから)の影には、大小様々な利権の集積があることをちゃんと認識しておきたい。
2010/02/22
成長するコラージュ作品
ここのところ晴天が続き、林檎の芽も膨らみ始めてきました。そろそろ剪定をしてやらねばなりません。
木をどう形作っていくか、数年先のイメージを持って計画的に剪定してゆくのです。これがなかなか難しいのです。剪定が弱すぎると、実は多くなりますが、粒は小さくなり、翌年の実なりが悪くなったりします。剪定が強すぎると、実は少なくなり、木が弱ってしまったりします。明日は、ベテランの師匠について剪定の匙加減をみっちり叩き込んでもらうつもりです。
写真の木は、品種の違う枝を継いである(コラージュしてある)ので、この一本から3種類の林檎がとれる予定です。幹には係わらず、枝の品種の林檎がちゃんとなるのですからおもしろいものです。
木をどう形作っていくか、数年先のイメージを持って計画的に剪定してゆくのです。これがなかなか難しいのです。剪定が弱すぎると、実は多くなりますが、粒は小さくなり、翌年の実なりが悪くなったりします。剪定が強すぎると、実は少なくなり、木が弱ってしまったりします。明日は、ベテランの師匠について剪定の匙加減をみっちり叩き込んでもらうつもりです。
写真の木は、品種の違う枝を継いである(コラージュしてある)ので、この一本から3種類の林檎がとれる予定です。幹には係わらず、枝の品種の林檎がちゃんとなるのですからおもしろいものです。
2010/02/17
マスコミ(世論)はどう転ぶのでしょう
明日、いよいよオリンピックハーフパイプの試合が行われる。國母は相当叩かれたが、子供の頃から世界の第一線で活躍している本物の一流選手であるということを、少しは勘案してやってもいいと思うのである。たしかに服装のセンスが全く無いことは、残念であるが。
明日の結果に対して、マスコミがどうリアクションをするか、とても興味深いのである。一転、ヒーローに祀り上げるようなことにもなりかねない。ところで、青野の素朴顔にはとても魅かれるのである。素朴な青野が勝って(実績は國母に劣るが奇跡もありえる)、國母は悪者のままってのも、収まりは良い。が、絶対王者ショーンホワイトの存在が、両者の金という奇跡を阻んでいることが残念である。目指すは銀、面白いことになってほしい。
2010/02/15
雪深い山の水はとても美味しいのです
今年は雪が多いのです。いくら雪が降ろうと、流れている水は凍りません。もし凍るようなことがあれば、山の魚は全滅ですから。しかし流れが止まればたちまち凍ってしまうのです。水を引いているパイプに落ち葉が詰ってしまいました、さあ大変。氷のような水に手を入れて取り除いてやったのです。
今朝起きると、枕元に置いたコップの水がガチガチの氷になっていました。これは、ロックで一杯やるには好都合なのです。
今朝起きると、枕元に置いたコップの水がガチガチの氷になっていました。これは、ロックで一杯やるには好都合なのです。
2010/02/12
曲った背中も意外と伸びるものです
バンクーバーオリンピックに負けじと、雪上運動会へ参加したのです。この大会、参加者はみな経験豊富な熟練選手なので、油断はなりません。準備体操の段階から、真剣勝負であることがピリピリとした空気から伝わってくるのです。私は、パン食い競争に出場し、見事に一位でゴール。金メダルの代わりにクリームパン(添加物たっぷりの)を一つ獲得したのである。
是非、オリンピック日本代表選手にも頑張ってもらいたいのである。ハーフパイプでショーンホワイトがどこまで魅せるか、國母がどこまで成長したか、とても楽しみなのである。でも我が家にはテレビが無い。さて、どうしたものか。
*追記(2/13): 國母の服装の乱れが問題になっているというニュースを先程読んでガッカリしたのです。スノーボードというスポーツのイメージを落とす大変に残念な出来事である。お子ちゃまにだって、日本人代表としての自覚は持ってもらわなくてはなりません。さて、こうなっては本番で結果を出さなくては面子が立たないカズちゃん、この逆境をバネに形勢逆転してヒーローになれるのか。
是非、オリンピック日本代表選手にも頑張ってもらいたいのである。ハーフパイプでショーンホワイトがどこまで魅せるか、國母がどこまで成長したか、とても楽しみなのである。でも我が家にはテレビが無い。さて、どうしたものか。
*追記(2/13): 國母の服装の乱れが問題になっているというニュースを先程読んでガッカリしたのです。スノーボードというスポーツのイメージを落とす大変に残念な出来事である。お子ちゃまにだって、日本人代表としての自覚は持ってもらわなくてはなりません。さて、こうなっては本番で結果を出さなくては面子が立たないカズちゃん、この逆境をバネに形勢逆転してヒーローになれるのか。
2010/02/11
家族が力を合わせて働く昔ながらの小さなお菓子工場
Tunnock's のティーケーキには、茶渋の残ったマグカップ(高級ブランドのティーカップでは情緒が劣ります)でミルクティーを。
マグには、まず温めた牛乳を注いでから、濃く入れた紅茶(PG tipsのテーバッグが好ましい)をティーポットから勢い良く注ぐこと。ティースプーンは用いませんので、牛乳と紅茶の注ぐ順番を間違えてはいけません。必ず分量の多い紅茶が後です。この方が牛乳と紅茶が自然に混ざるのです。(「ミルクティー」のことを「ティーミルク」なんて呼ぶ業界人の方は、逆でもなんでもご勝手にどうぞ)
このTunnock's のティーケーキ、なんとも愛らしくてしみったれた英国の味(森永製菓のエンゼルパイは、このティーケーキを真似たものでしょう)がするのです。純粋な味だけでなく、情緒を十分に楽しみながら味わなくてはなりません。
そのキャッチコピーもまた良いのです。Still a family business(今でも変わらずに家族経営)。家族だけで営んでいる小さなお菓子工場をイメージして応援したいのです。ただ排他的なだけの同族企業だとしたらガッカリなので、深く調べてはいけません。
マグには、まず温めた牛乳を注いでから、濃く入れた紅茶(PG tipsのテーバッグが好ましい)をティーポットから勢い良く注ぐこと。ティースプーンは用いませんので、牛乳と紅茶の注ぐ順番を間違えてはいけません。必ず分量の多い紅茶が後です。この方が牛乳と紅茶が自然に混ざるのです。(「ミルクティー」のことを「ティーミルク」なんて呼ぶ業界人の方は、逆でもなんでもご勝手にどうぞ)
このTunnock's のティーケーキ、なんとも愛らしくてしみったれた英国の味(森永製菓のエンゼルパイは、このティーケーキを真似たものでしょう)がするのです。純粋な味だけでなく、情緒を十分に楽しみながら味わなくてはなりません。
そのキャッチコピーもまた良いのです。Still a family business(今でも変わらずに家族経営)。家族だけで営んでいる小さなお菓子工場をイメージして応援したいのです。ただ排他的なだけの同族企業だとしたらガッカリなので、深く調べてはいけません。
2010/02/07
個性と弱点
今朝起きると、愛車プリウスが一晩ですっかり雪に埋もれていたのです(側面の一部とワイパーが見えるだけ)。この週末は相当降っています。
プリウスに乗り換えて早3年以上経ちますが、雪道に弱いことだけが唯一の弱点なのです。車高が低すぎるし、タイヤハウスも狭すぎる。何よりも困るのが、上り坂。とにかく登らない。どうやら少しでもスリップするとトルクが自動制御されてしまうことが原因のようです。アクセルをいくら踏んでも登らない(決してタイヤが空転しているわけではないのに)。坂の途中で止まってしまっては大変なので、とにかく祈ります。「止まるな、登れ、登れ!」。大概は、祈りが通じてなんとか登りきれるのです。
燃費性能に特化する為に、犠牲になっている点があることは確かなのです。それも個性。どこまで譲れるかは人それぞれ。
プリウスに乗り換えて早3年以上経ちますが、雪道に弱いことだけが唯一の弱点なのです。車高が低すぎるし、タイヤハウスも狭すぎる。何よりも困るのが、上り坂。とにかく登らない。どうやら少しでもスリップするとトルクが自動制御されてしまうことが原因のようです。アクセルをいくら踏んでも登らない(決してタイヤが空転しているわけではないのに)。坂の途中で止まってしまっては大変なので、とにかく祈ります。「止まるな、登れ、登れ!」。大概は、祈りが通じてなんとか登りきれるのです。
燃費性能に特化する為に、犠牲になっている点があることは確かなのです。それも個性。どこまで譲れるかは人それぞれ。
2010/01/31
2010/01/26
進化してゆく過程に興味があるのです
これがなかなか良く出来ているのである。注ぎ口付近が肝。微細メッシュ状に圧着されたシール部を通り、薄いフィルム状の注ぎ口に達する。液体の張力を利用して空気の侵入が巧妙に防がれているのである。しかも液垂れを防ぐ嘴付き。
一ヶ月程使用したが、確かに醤油の味が劣化しない。この点はとにかく素晴らしい。ただし、容器が柔らかいので、量や勢いをコントロールすることが難しく、つい醤油を注ぎすぎたり、飛び散らしたりしてしまうのである。
まだまだ改善の余地はあるものの、革新的な液体容器である。決して、食卓を引き立てるような素敵な外観ではないので、主婦に支持されるかどうかは疑問だ。どうか売れ行きに係わらず、作り続けて欲しい。見かけに囚われず、一つの問題を見事に解決したデザインであるのだから。
2010/01/23
2010/01/18
旨くて安全なパンを焼こう
もちろん労を惜しまねば旨い食パンにもありつける。浅草にあるペリカンというパン屋の食パンは気に入っている。小洒落た舶来チェーン店でないところがいい。素朴な小麦の味に、腰の強い生地、が職人感たっぷりなのである。うどんや蕎麦に通じる美学を感じる。朝早起きして、初老の職人が気合十分で生地を捏ねている姿を頭に描いて食べると旨さも一際。(実際のところは未確認のまま)
ところで、日本で普及しているパン焼き窯の多くに、つい先頃までアスベストが使用されていたという話を聞いた。未だに多くのパン屋では、このアスベスト付きの窯が使われているのだそうだ。こわっ。
2010/01/15
子供のおやつではありません
楕円形の形状、薄くてサクサクの皮、たっぷりと詰まったカレー。当時は、カツレツやクリームコロッケのような存在であったことが想像できる。クリームコロッケのクリームをカレーに置き換え、メンチカツ大の形状をキープする為に薄いパン生地で包んでから揚げた。きっとハイカラなメイン料理であったに違いない。
家に持ち帰ったカレーパンは、まずレンジで温めてから、オーブンで少し焼いて衣をサクサクに仕上げる。皿にのせて、ナイフとフォークで切り分け、ライス(バターライスなら尚良し)と共に食す。お好みでウスターソースと胡椒を少々。シャツを汚してはなりませんので、首元からはナプキンを下げて。飲み物はミルクティーを。
2010/01/13
中国の鰻より近所のどじょうを
幼いころ、泥まみれになって捕まえた、どじょうを用いて祖母が作ってくれた料理の衝撃が未だに忘れられない。鍋に水と豆腐、そして生きたどじょうを入れて火に掛ける。水が熱くなってくると、それまで呑気に泳いでいたどじょう達が慌てだし、熱さに耐えきれなくなって、まだ冷たい豆腐の中へ次々と潜り込むのです。全てのどじょうの姿が見えなくなったら、更にしばらく加熱し、味を調えます。四角い豆腐を取り出して包丁で切り分けると、綺麗にどじょうが埋め込まれたパテ(テリーヌ)のような料理が完成です。あの残忍な風景と、完成したどじょう豆腐の美しき姿、決して忘れられません。
先日、伊せき という店でどじょう料理を食した。泥臭いどじょうを強い味付けとたっぷりのネギで食べるどじょうの丸鍋。江戸情緒はたっぷりですが、決して旨い料理ではない。所詮、庶民が楽しむ為の鰻の代替品、もしくは身近な栄養源だったのでしょう。
元来の庶民料理も、今では気取った店でしか食べることが出来なくなってしまったことは、とても残念なことです。皆さん、この夏は、どじょうを捕まえて家庭で調理しましょう!伝統料理を絶やしてはいけません。
2010/01/10
2010/01/09
ブスカワイイ仏像
愛嬌のある丸いフォルム。厳つい髭面。手足は無い。達磨人形は単なる験担ぎグッズを超越した、民芸品の趣がある。派手さを競う、熊手や羽子板等とは別次元にあるプロダクト。目の入っていない人形に片目を入れ、願を掛ける。願いの適った暁にもう一方の目を入れる。
自分の手で開眼させるというプロセスが興味深い。また、飢饉の際に、農家の副業として生活を支えたという、シンプルな木型を利用した簡単につくれる張り子人形である、という出生も良い。
自分の手で開眼させるというプロセスが興味深い。また、飢饉の際に、農家の副業として生活を支えたという、シンプルな木型を利用した簡単につくれる張り子人形である、という出生も良い。
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