2010/02/11

家族が力を合わせて働く昔ながらの小さなお菓子工場

Tunnock's のティーケーキには、茶渋の残ったマグカップ(高級ブランドのティーカップでは情緒が劣ります)でミルクティーを。
マグには、まず温めた牛乳を注いでから、濃く入れた紅茶(PG tipsのテーバッグが好ましい)をティーポットから勢い良く注ぐこと。ティースプーンは用いませんので、牛乳と紅茶の注ぐ順番を間違えてはいけません。必ず分量の多い紅茶が後です。この方が牛乳と紅茶が自然に混ざるのです。(「ミルクティー」のことを「ティーミルク」なんて呼ぶ業界人の方は、逆でもなんでもご勝手にどうぞ)
このTunnock's のティーケーキ、なんとも愛らしくてしみったれた英国の味(森永製菓のエンゼルパイは、このティーケーキを真似たものでしょう)がするのです。純粋な味だけでなく、情緒を十分に楽しみながら味わなくてはなりません。
そのキャッチコピーもまた良いのです。Still a family business(今でも変わらずに家族経営)。家族だけで営んでいる小さなお菓子工場をイメージして応援したいのです。ただ排他的なだけの同族企業だとしたらガッカリなので、深く調べてはいけません。

2 件のコメント:

  1. このティーケーキ、イギリス留学中の懐かしい思い出です。日本でも購入できる場所はありますか?

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  2. 日本では見かけたことが無いので、渡英の際には必ず2-3箱持ち帰り、大切に食べることにしています。なにせ家族経営ですから、輸出までは手が回らないのではないか思っています。イギリス土産は、日本でも買える高級紅茶より、庶民のティーケーキの方が嬉しいのです。

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