2011/01/24

メッキの剥がれたトレンディーレストラン

ライブ前に時間があったので、恵比寿にあるお城のような門構えのフレンチレストランで食事をしてみたのです。
店内に入ってがっかり、全てが薄っぺらいのです。張りぼてモールド額縁の上を紫色のペンキで塗った(所々剥がれた)壁。作家の絵心も職人の技も無い(一昔前にはトレンドだった?)草模様のカーペット。合成皮革張りで、体馴染みが悪く、無意味なデザイン脚のついた椅子。薄い化粧板の上からクリア塗装でピカピカにした(
エッジが傷つきみずぼらしく剥がれた)合板の机。これみよがしに吊り下げられた巨大で(下品な)シャンデリア。
2~3年で内装を変える使い捨てトレンディーブティックでよく見られる手法のオンパレードなのです。時を刻む程に、みすぼらしくなる表面的なインテリア。
こんな空間では、せっかくの料理もなんだか表面的に感じてしまうのです。看板シェフはよくOKを出したものだ。いや、インテリアのことなんて何も分かっていない料理バカなのか?

2011/01/08

狩り(借り)

昨年は、熊の親子と間近で遭遇し、猪にさつま芋畑を壊滅され(正月に自家製の芋で作った栗きんとんが食べられないのは、とても悲しいのです)、手負いの鹿に出逢い、猿にトウモロコシを横取りされ、と野生動物を随分と身近に感じた年なのです。特に農作物の被害は死活問題。大切に育てた食物を横取りされては、生きてゆけないのです。
この猟期には、裏山の動物(にっくき泥棒猫、いや泥棒猪め!)を何頭か狩って、今年の被害を削減させなくてはならないと思っているのです。うちの畑の作物を食べて育った猪を撃ち(討ち)、鍋やカレーや燻製にして食べる。それで、とんとん。
私、思うところあって、家畜肉は食さないのですが、地元で駆除された野生動物だけは食べることにしているのです。スポーツハンティングではありません、生きる為の闘い(ちょっと大げさですが)なのです。