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2010/09/20

季節外れのお楽しみ

野菜の収穫時期は年に一度だけ。収穫した野菜を一年間楽しむには工夫が必要なのです。スーパーで季節外れの野菜を買うという発想を捨てると、もう死活問題なのです。
ズッキーニと茄子を乾燥してみました。乾燥するとペラッペラのポテトチップスのような状態になるのです。水分が抜け、味がギュッと濃縮されているのでしょう。冬場になったら、オリーブオイルで戻して、塩胡椒、バルサミコ酢をちょいとたらせばきっと旨い、と想像しているのです。

2010/04/10

自然から頂く幸せ

春一番の山菜、蕗の薹もそろそろ終わりです。限られた期間しか食べられないからこそ、美味しいのです。最後は、トマトと合わせてパスタにして食べ収めなのです。
これからは、こごめ、たらの芽、こしあぶら、山うど、わらび、ぜんまい、、、と山の幸が続々と登場します。イメージするだけで涎が垂れそうになるのです。天気をみながら、収穫のタイミングを逃さぬよう要注意です。
基本的には柔らかな若芽は、何でも食べられるので、今年はいろいろと試食をしてみようと思うのです。ただ、毒草だけは注意しなくてはなりません。怪しい植物は、参考書を見て選りわけるのです。それにしてもこの季節は、菜食志向の私にとっては最高に幸せな季節なのです。

2010/04/06

交配によって進化(退化)する

種蒔きシーズンの到来です。作付計画を考えるのは楽しいものです。どんな野菜を植えるか、同じ野菜の中でもどの品種にするか、悩みどころなのです。
現在我々が食している野菜達は、品種改良が重ねられてた末に作られたものです。育てやすいように、味がいいように。そこで、種選びに悩む(楽しむ)のです。種というものは、そのルーツ(血統)が結構しっかりと管理させているので面白いのです。どのような原種を、何処で、いつ、誰が改良を加えてきたか。概して原種に近い程、素朴な味がするのです。その素朴な味を旨いと感じるか、不味いと感じるかは、好み次第。
まずは、昨年採取した種を何種か蒔いたのです。自生え大玉トマト、信越水茄子、紫御前茄子、万願寺唐辛子、日光唐辛子。順調に発芽してきたので、そろそろポットへ植え替えてやるのです。

2009/09/08

庭先のトマトは傘をさす*場当りデザイン*

トマトに雨は大敵。雨に当たったトマトは割れてしまうのです。また湿気はカビや病気の原因となります。
そもそも南米の乾燥したエリアが原産地ですから、このジメジメとした日本の気候に合うはずがないのです。無理して育てる為に、日本では一般にビニールハウス栽培が行われています。交配を繰り返して、大きく甘く多産になった日本のトマトは、屋外では育たないのです
個人が家で食べるには、古くなった傘をさしてやれば十分。田舎の民家先で見かける傘をさしたトマト達は、「即興デザイン」精神(=身の回りの物を用いて、その特性を生かした新たな機能を創造すること。この手の愛すべきデザインをセバスチャンはこう呼びます。)
に溢れていてとても愛らしいのです。
クリストが長閑な田園風景に立てた黄色い傘とは大違いです。