2010/02/27

雪山のナスはストックで体を支える*場当りデザイン*

雪の中から、スキーのストックがあちらこちらに顔を出しているのです。スキーヤーが雪崩に巻き込まれた?スキー客の忘れ物?
スキー場近くの農家では、古いストックを野菜の支柱として再利用している風景を良く見かけるのです。夏場にはちょっと違和感を覚えていたですが、雪景色にはとてもよく溶け込んでいるのです。微笑ましい風景です。

2010/02/25

恥ずかしげも無く手のひらを返す人々がいる

牧場のスノーボードパークは、今最高にいい状態である。25年前からは考えられぬほどの充実ぶり。ジャンプ台は大小10台程度、レールやボックス等のジブアイテムも多バリエーション、そしてハーフパイプも。深さ3-4Mとやや浅めのパイプながら、鈍った老体にはちょうど良い具合。雪質の悪くなるこの季節は、フリーランではあまり楽しめないので、パークの充実はとてもうれしいのです。
25年前にはどのゲレンデでも邪魔者扱いされ、迫害してされていたスノーボード。今ではそのスノーボードで飯を食べているゲレンデが多い。
國母騒動を見ると、日本スノーボード協会(JSBA)と日本スキー連盟(SAJ)とは、いまだ協調出来ていないようだ。(JSBAから借りてきた國母がSAJの権力を屁とも思わない横柄な態度をとったことが、SAJのお偉方には面白くなかった。という事については何故か報道されないが。)自分達の利権を守るために当初スノーボードという新しいスポーツを排除した日本スキー連盟だが、スノーボードのオリンピック種目化が決まると手のひらを返してスノーボードを取り込もうとした。国際スノーボード連盟(FIS)に属し、
それまでスノーボードの普及に尽力してきた、日本スノーボード協会は面白いはずがない。だが日本スキー連盟は有無を言わせず力尽くでオリンピック利権をとった。当初は、SAJ公認の大会には世界大会で活躍する真の実力者達(JSBA所属選手)はほとんど出なかったものだ。オリンピックという一過的な名誉や周囲の利権争いに振り回されず、自身の信念を貫いた選手が多くいた。その結果、二流選手がオリンピック日本代表となって恥をさらしたのもつい最近のこと。
オリンピックのように膨大な金の動くイベント(国家事業ですから)の影には、大小様々な利権の集積があることをちゃんと認識しておきたい。

2010/02/22

成長するコラージュ作品

ここのところ晴天が続き、林檎の芽も膨らみ始めてきました。そろそろ剪定をしてやらねばなりません。
木をどう形作っていくか、数年先のイメージを持って計画的に剪定してゆくのです。これがなかなか難しいのです。剪定が弱すぎると、実は多くなりますが、粒は小さくなり、翌年の実なりが悪くなったりします。剪定が強すぎると、実は少なくなり、木が弱ってしまったりします。明日は、ベテランの師匠について剪定の匙加減をみっちり叩き込んでもらうつもりです。
写真の木は、品種の違う枝を継いである(コラージュしてある)ので、この一本から3種類の林檎がとれる予定です。幹
には係わらず、枝の品種の林檎がちゃんとなるのですからおもしろいものです。

2010/02/17

マスコミ(世論)はどう転ぶのでしょう

今年は雪が多くゲレンデコンディションは最高である。にもかからわず、滑りに行く時間がなかなかとれない。体が鈍ってきてしまったのである。私のローカルゲレンデである牧場にも、今年は大きなハーフパイプが出来ているようだが、まだ行けていないのである。コンディションのいい2月中には何度か滑っておかなくてはいけません。
明日、いよいよオリンピックハーフパイプの試合が行われる。國母は相当叩かれたが、子供の頃から世界の第一線で活躍している本物の一流選手であるということを、少しは勘案してやってもいいと思うのである。たしかに服装のセンスが全く無いことは、残念であるが。
明日の結果に対して、マスコミがどうリアクションをするか、とても興味深いのである。一転、ヒーローに祀り上げるようなことにもなりかねない。ところで、青野の素朴顔にはとても魅かれるのである。素朴な青野が勝って(実績は國母に劣るが奇跡もありえる)、國母は悪者のままってのも、収まりは良い。が、絶対王者ショーンホワイトの存在が、両者の金という奇跡を阻んでいることが残念である。目指すは銀、面白いことになってほしい。

2010/02/15

雪深い山の水はとても美味しいのです

今年は雪が多いのです。いくら雪が降ろうと、流れている水は凍りません。もし凍るようなことがあれば、山の魚は全滅ですから。しかし流れが止まればたちまち凍ってしまうのです。水を引いているパイプに落ち葉が詰ってしまいました、さあ大変。氷のような水に手を入れて取り除いてやったのです。
今朝起きると、枕元に置いたコップの水がガチガチの氷になっていました。これは、ロックで一杯やるには好都合なのです。

2010/02/12

曲った背中も意外と伸びるものです

バンクーバーオリンピックに負けじと、雪上運動会へ参加したのです。この大会、参加者はみな経験豊富な熟練選手なので、油断はなりません。準備体操の段階から、真剣勝負であることがピリピリとした空気から伝わってくるのです。私は、パン食い競争に出場し、見事に一位でゴール。金メダルの代わりにクリームパン(添加物たっぷりの)を一つ獲得したのである。
是非、オリンピック日本代表選手にも頑張ってもらいたいのである。ハーフパイプでショーンホワイトがどこまで魅せるか、國母がどこまで成長したか、とても楽しみなのである。でも我が家にはテレビが無い。さて、どうしたものか。

*追記(2/13): 國母の服装の乱れが問題になっているというニュースを先程読んでガッカリしたのです。スノーボードというスポーツのイメージを落とす大変に残念な出来事である。お子ちゃまにだって、日本人代表としての自覚は持ってもらわなくてはなりません。さて、こうなっては本番で結果を出さなくては面子が立たないカズちゃん、この逆境をバネに形勢逆転してヒーローになれるのか。

2010/02/11

家族が力を合わせて働く昔ながらの小さなお菓子工場

Tunnock's のティーケーキには、茶渋の残ったマグカップ(高級ブランドのティーカップでは情緒が劣ります)でミルクティーを。
マグには、まず温めた牛乳を注いでから、濃く入れた紅茶(PG tipsのテーバッグが好ましい)をティーポットから勢い良く注ぐこと。ティースプーンは用いませんので、牛乳と紅茶の注ぐ順番を間違えてはいけません。必ず分量の多い紅茶が後です。この方が牛乳と紅茶が自然に混ざるのです。(「ミルクティー」のことを「ティーミルク」なんて呼ぶ業界人の方は、逆でもなんでもご勝手にどうぞ)
このTunnock's のティーケーキ、なんとも愛らしくてしみったれた英国の味(森永製菓のエンゼルパイは、このティーケーキを真似たものでしょう)がするのです。純粋な味だけでなく、情緒を十分に楽しみながら味わなくてはなりません。
そのキャッチコピーもまた良いのです。Still a family business(今でも変わらずに家族経営)。家族だけで営んでいる小さなお菓子工場をイメージして応援したいのです。ただ排他的なだけの同族企業だとしたらガッカリなので、深く調べてはいけません。

2010/02/07

個性と弱点

今朝起きると、愛車プリウスが一晩ですっかり雪に埋もれていたのです(側面の一部とワイパーが見えるだけ)。この週末は相当降っています。
プリウスに乗り換えて早3年以上経ちますが、雪道に弱いことだけが唯一の弱点なのです。車高が低すぎるし、タイヤハウスも狭すぎる。何よりも困るのが、上り坂。とにかく登らない。どうやら少しでもスリップするとトルクが自動制御されてしまうことが原因のようです。アクセルをいくら踏んでも登らない(決してタイヤが空転しているわけではないのに)。坂の途中で止まってしまっては大変なので、とにかく祈ります。「止まるな、登れ、登れ!」。大概は、祈りが通じてなんとか登りきれるのです。
燃費性能に特化する為に、犠牲になっている点があることは確かなのです。それも個性。どこまで譲れるかは人それぞれ。