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久しぶりに日本科学未来館へ立ち寄ってミルクを一杯。
「我ながらこの空間は良くできている」と自画自賛。かれこれ7年も前の作品ながら、その普遍的なコンセプトはちっとも古ぼけていない。どんな空間なのかは、是非一度訪れてみて下さい。(運営サイドへはノータッチなので、味や価格については残念ながらお勧めは出来ない。)
そういえば、設計時に聞いたこぼれ話しがある。この空間は、もともと自販機コーナー。カフェを作るには自販機を撤去しなくてはならなかったのだが、これが非常に困難を極めた。物理的には、何の障害も無いはずなのだが。一体何が問題なのかと内部関係者に尋ねると、こっそりとその理由を教えてくれた。この科学館(公共施設)にある自販機は、全て政治家マターだという。自販機業者に対して、政治家が個別に利権を与えているというのだ。本当か?何はともあれ、この自販機問題は程なく政治的な解決をみて、このカフェスペース工事に着工出来たのであるが。
有楽町のガード下にあるオープンスタイルのスタンディングバー。
サラリーマンスタイルで決めたトレンドリーダー達が集うスポットだ。ドリンク販売は、多数設置された機械により完全に自動化されている。接客サービスの排除により実現された価格設定(市販価格よりわずか数十円高いだけ)は良心的だ。好きなドリンクを購入し、ラッシュアワーを横目に最高の一杯を楽しめる。小腹が空いた方は、自販機の隙間、一歩奥まった壁にひっそりと空いた小さな窓口までどうぞ(レトロ調な裸電球が目印)、鯖の味噌缶をはじめとする清潔な量産スナック類が楽しめる。出処不明のモツ煮や焼き鳥とちがい格段に安心だ。
作意的につくられた近年流行りの立ち飲み屋には決して出せない大人の哀愁が漂う。俗っぽい若者達には立ち入って欲しくない風景。