ライブ前に時間があったので、恵比寿にあるお城のような門構えのフレンチレストランで食事をしてみたのです。
店内に入ってがっかり、全てが薄っぺらいのです。張りぼてモールド額縁の上を紫色のペンキで塗った(所々剥がれた)壁。作家の絵心も職人の技も無い(一昔前にはトレンドだった?)草模様のカーペット。合成皮革張りで、体馴染みが悪く、無意味なデザイン脚のついた椅子。薄い化粧板の上からクリア塗装でピカピカにした(エッジが傷つきみずぼらしく剥がれた)合板の机。これみよがしに吊り下げられた巨大で(下品な)シャンデリア。
2~3年で内装を変える使い捨てトレンディーブティックでよく見られる手法のオンパレードなのです。時を刻む程に、みすぼらしくなる表面的なインテリア。
こんな空間では、せっかくの料理もなんだか表面的に感じてしまうのです。看板シェフはよくOKを出したものだ。いや、インテリアのことなんて何も分かっていない料理バカなのか?
2011/01/24
2009/09/24
全自動スタンディングバー*場当りデザイン*
サラリーマンスタイルで決めたトレンドリーダー達が集うスポットだ。ドリンク販売は、多数設置された機械により完全に自動化されている。接客サービスの排除により実現された価格設定(市販価格よりわずか数十円高いだけ)は良心的だ。好きなドリンクを購入し、ラッシュアワーを横目に最高の一杯を楽しめる。小腹が空いた方は、自販機の隙間、一歩奥まった壁にひっそりと空いた小さな窓口までどうぞ(レトロ調な裸電球が目印)、鯖の味噌缶をはじめとする清潔な量産スナック類が楽しめる。出処不明のモツ煮や焼き鳥とちがい格段に安心だ。
作意的につくられた近年流行りの立ち飲み屋には決して出せない大人の哀愁が漂う。俗っぽい若者達には立ち入って欲しくない風景。
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