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2010/07/02

案山子の肩にカラスが止まる

大きな畑の真中に傘をさした脚立があったのである。ちょっと違和感を覚えたので凝視してみた。
脚立の中央に黒い物体がぶら下がっている。カメラを望遠にして覗いてみると、なんとカラスが首を吊っているのである。羽根のリアルさ、顔の干乾び加減、本物に違いない。カラスが自殺したのか?それとも他殺か?傘の下には拡声器のようなものが付いている。
聞くところによると、これは効果抜群のカラス除け案山子だという。何でも節操なく食べるカラスだが、仲間の死体にだけは近寄らないらしい。

2009/09/08

庭先のトマトは傘をさす*場当りデザイン*

トマトに雨は大敵。雨に当たったトマトは割れてしまうのです。また湿気はカビや病気の原因となります。
そもそも南米の乾燥したエリアが原産地ですから、このジメジメとした日本の気候に合うはずがないのです。無理して育てる為に、日本では一般にビニールハウス栽培が行われています。交配を繰り返して、大きく甘く多産になった日本のトマトは、屋外では育たないのです。
個人が家で食べるには、古くなった傘をさしてやれば十分。田舎の民家先で見かける傘をさしたトマト達は、「即興デザイン」精神(=身の回りの物を用いて、その特性を生かした新たな機能を創造すること。この手の愛すべきデザインをセバスチャンはこう呼びます。)
に溢れていてとても愛らしいのです。
クリストが長閑な田園風景に立てた黄色い傘とは大違いです。