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今年の秋は、100% DESIGN TOKYO 内の BLICKFANG ブースのデザインを担当しました。世界的な悪景気の影響で、来日出展クリエーターの数が激減し、規模も予算も大幅に縮小。
どの業界でも同じだと思うが、低予算の仕事というのは、非常に難しい。予算が少ない分、選択肢が狭まる。それを補う為に、様々な工夫や労力が必要とされる。反面、予算の豊富な仕事は楽だ。余計な心配なくベストな選択肢を取ればいい。
今年のブリックファングのブースは、全体を黒く覆って、クリエーターの等身大写真を壁面に配置しただけ。クリエーター自らがその場に立ち、作品のプレゼンテーションを行っている事。アマチュアによるフリーマーケットではなく、プロフェッショナルによるプレゼンテーションである事。この2点を静かに表現した空間。
ジェニファー(写真)というドイツ人が尋ねてきた。彼女は、来日するたびに必ずトリコへ顔を出してくれる旧友だ。ピンボケ写真では分からないだろうが、前歯に入った金歯がチャーミング。
ジェニファーは、ブリックファングというデザインイベントのチーフプロデューサー。今回の来日は、この秋のブリックファング東京の打ち合わせを口実に、どうやら婚約者との東京見物を楽しんでいるようだ。この不景気で、今年の東京開催は危ういものと予想していたが、規模を大幅に縮小しながらも、何かを行いたい意向とのこと。去年に引き続きトリコデザアイン研究所が会場デザインを担当することになる。さあ、限られた条件の中でどんなスペースにするか、9月頃からバタバタと考えましょう。*ブリックファングという デザインイベントは、ドイツ・スイス・オーストリアで行われている。「デザイン」を売りにしたお高い(お堅い)デザインイベントではなく、庶民を巻き込んだお祭り状態。現地では、土曜のポートベローや年末のアメ横、のように活気に溢れたイベントだ。