2012/09/11

素材を作って加工する

子供の頃、サラダに入ったビーツを初めて見たときにはギョッとしたものだが、今ではすっかりお気に入りの野菜です。トロッとして甘くて土臭い、あの風味がたまりません。でも、日本ではほとんど入手出来る機会が無いので、自家栽培(素材作り)に挑戦。
これが、手間いらずで簡単!種を畑に直播きし、放置しておいたら立派なビーツが沢山出来ました。病気もなければ、虫の被害もほとんど無し。株が大分土の上に出ていたので、きっと土寄せぐらいした方がよかったのかもしれません。
さて、ようやく出来た素材をどう料理(加工)するか?まずは、冷たいスープにしてみた。茹でたビーツの半分程と飴色に炒めた玉ねぎをミキサーにかけ、残りをサイコロ状にカット。オリーブオイルでニンニクを炒めてから赤ワインと撹拌、ここに先のビーツをまとめて投入して塩コショウで味を調える。冷やして食してみたら旨い!
このビーツという素材は面白い、様々な可能性を秘めている。甘いデザートや、ジュース、ニョッキ、パスタ、リゾット、パン、炊き込みご飯、おでん、カレー、寿司、、、いろいろと実験してみよう。板や布を染めてもいいかもしれない。

2012/08/25

木に実るイクラ

房スグリというフルーツは店頭で見かけたことは無い。痛みやすいからか、人気が無いからか。
大量に収穫した房スグリに少量の砂糖を加えて弱火で煮る。果汁にとろみが出るまで煮詰める。これを濾してソースを作る。スムースなソースは極少量しかとれないので貴重だ。鮮やかな赤色、濃厚な酸味、はきっと肉料理に合うだろう。視覚的にもいいアクセントになりそうだ。瓶詰にして保管する。
搾りかすも捨てるにはもったいないので、ジャムにして食べよう。





2012/07/31

デカンタを乾かす場所*場当たりデザイン*

ワインを飲んだ後デカンタを洗っていてふと目に入ったのが、スタンドに立てたギター。
やっぱり!デカンタを乾かすにピッタリです。

2012/07/30

ゾウムシのようなカメムシ

ゾウムシのようなカメムシ?を発見。ミヤマクワガタを彷彿させる肩のライン、艶の無い肌、が長老のような印象です。カブトやクワガタを見つけたときのようなドキドキ感。少年の頃だったらきっと捕まえて飼っていたでしょう。
このカメムシもやはり強烈な臭いを発するのだろうか?

2012/07/29

ブヨに効くものは

ブヨに刺されて相撲取りのような?熊のような?拳になってしまいました。痒くて、痛くて、熱い。
すぐそこの隣人がブヨにはヨモギが効くというので、ヨモギの葉を潰して汁を塗ってみたのですが、何の変化もないんです。ちょっと向こうの隣人はフキが効くというので、今度はフキの葉の汁を塗ってみたのですが、これもまた何の変化もありません。そのまた向こうの隣人はドクダミが効くというのです。しかし、手近にドクダミは無いのでまだ試せていません。
これはもしや、、、心から信じれば何を塗ったって、痒みは和らぎ腫れは引いてくるのかもしれません。手近な野草の汁を塗る、その行為自体が心を安心させ、安心することで体が何らかの反応を示すのかもしれません。
そもそも、痒いなんて感覚は単なる思い込みなのかもしれません。痒いという概念を捨ててしまえば、単に「かすかに痛い」だけではないでしょうか。そして「かすかに痛い」なんて、気にもなりません。
結論、ブヨに刺された時には無視をしよう!

逆さに育てた苺は味が濃くなる(ような気がする)

スカイプランターの苺が完熟。人工授粉をいい加減にした為に、少々いびつな形状になってしまったもの、実があまり大きくならないもあります。しかし、虫の被害が無いので屋外で育てたものに比べ、十分に美しく出来ました。
しばらくの間、赤く色づいてゆく苺を鑑賞して楽しんで来ましたが、いよいよ真っ赤に完熟したので、食べることにしました。
甘い!とても甘い!味は濃い、でも酸味は無い。酸味が少ないのはとちおとめ(今回植えた品種)の特徴です。でも、とちおとめはこんなに甘く濃い味がしたかな?もしかしたら、逆さに育てたせいで栄養分が下方へと流れ、実に蓄えられたのかもしれない?そんな気もします。
トウガラシの収穫の際は、実の味を充実させるために根ごと引き抜いて逆さまにして吊るしておくという人がいました。その人が言うには、「そうしておくと根や茎の栄養分が実に下がってきて実の味が濃くなる」んだそうです。この話を聞いた時にはもちろん半信半疑でしたがスカイプランターの苺で実感した今では、本当かも!と思うのです。

2012/07/06

ガラス張りの産卵現場

ここ数年大量発生しているとしか思えないカメムシ。何故か世間ではそれほど話題にはなっていないが、明らかに大量発生中だと確信している。
カメムシの悪臭被害・農作物被害を減らすべくその生態について常々気に留めてきたが、先日ついに産卵現場を目撃したんです。窓に停まったカメムシの尻先から緑色のプチプチが。窓を叩いても動かず産卵を続けている。窓を開けても動かない。間違いない、産卵中だから動かないに違いない。
数時間後に再チェックしてみると既にカメムシの姿は無く、緑色の卵が20個程残されていました。この緑色は植物の葉の色、本来は葉の上に産み付けるものなのでしょう。しかし、透明のガラス上では鮮やかに目立っています。嫌悪感を覚える緑のプチプチだが除去せずに、このまま放置して観察してみることにしよう。

2012/07/05

手が掛かるほど可愛い

スカイプランターの苺がだんだんと色づき、いい香りがしてきました。完熟までもう少し。
畑で育てている苺の方は(あまり手をかけていないからか)、どうしても実が地面に当って痛んだり、虫に齧られてしまったり、とトラブルが絶えません。
一方、室内のスカイプランターで鑑賞を楽しみながら大切に育てている苺は、人工受粉さえしっかりしてやればトラブル知らず。どんどん愛着が湧いてきており、あやうく「苺ちゃんっ」と呼びかけそう。

2012/06/21

カモミール花ティーと葉ティー


昨年は種蒔き時期が遅くなり全く発芽しなかったカモミール、今年は元気に咲きました。
せっせと蜜を集める蜂達には気の毒ですが(美しく咲いた花を摘まれるカモミールの方がもっと気の毒ですね)、こちらはせっせと花を摘んでゆきます。
まずは、摘みたての花に熱湯を注いでフレッシュなカモミールティーを飲んでみました。香りが良く美味しい。リラックス効果があると言われるだけあり(それとも陽気が良いからか?)、なんだか眠くなってきました。リラックス効果があるというのは、軽い睡眠薬みたいのものなのかもしれませんね。
残りの花は乾燥させて保存します。葉も使えそうなので、こちらも乾燥させておきましょう。いや、フレッシュなまま料理に入れてもよさそうですね。

2012/06/17

苺の季節はクリスマスではありません

苺の花が咲き始めました。室内に設置したスカイプランターで育てているので、人工受粉をしてやらねばなりません。
花の中心にある雌蕊(後に膨らんで苺の実になる部分)に、その周囲にある雄蕊の花粉を満遍なくつけてやります。小さな筆を使うと良いらしいのですが、手元にないので綿棒を代用しました。雄蕊の花粉があまり多くないので、うまいこと受粉出来たかどうかどうも自信が持てません。
この受粉作業、自然界ではせっせと蜜を集める蜂が行うのですから、良く出来たものです。せっせと金を集める人間も何かの役に立てばいいのですが。

2012/06/16

椎茸となめこ

なめこと椎茸の栽培に着手。
ミズナラの原木に千鳥状に穴をあけ、菌を染み込ませた駒を打ち込みます。(原木に菌をしっかりと蔓延させるには、昨秋に伐採した乾燥の進んでいない原木を使い、雑菌が入らぬよう衛生管理をしっかりし、穴の間隔には気を遣わなくてはなりません。)駒の打ちこんだ原木は、通気性の良い木陰に伏せます。コゴメと山葵の自生する場所ならきっと適しているに違いないと信じて場所を選定しました。まずはここまで、梅雨が明けたら天地を返してやる予定です。
収穫は3年後。焼き椎茸で日本酒を一杯、閉めはなめこ汁と白飯、を楽しみに。

2012/05/22

精神力の鍛錬、ストレス解消、エネルギー生産

薪ストーブで過ごす初めての冬もなんとか無事に乗り切りました。前半調子に乗って薪を燃やし過ぎてしまったので、後半はたっぷりと着込んで節約、なんとか薪切れにならずに春を迎えられました。
ほっと一息つきたいところですが、早速来シーズンの薪作りを始めなくてはいけません。凍死したくはありませんから、今年はちょっと多めに(2tトラック2.5台分)ミズナラを調達し、早速玉切りまで終えました。
さあ、薪割りを楽しもう!

2012/05/20

スーパーに並ぶ果物や野菜は自然の中には無い

茨木県にある評判の高いブルーベリー農園から1年生の苗を取り寄せて植えたのです。全部で5種9苗、チャンドラー、パトリオット、カーラズチョイス、エリザベス、、、もう一種が思い出せない(野生種に近く、小さくて酸っぱいブルーベリーなのだが)。
ブルーベリーは、まだそれほど人の手による品種改良が進んでいない果物なので、野生種に近く丈夫で育てやすいようです。とはいえ日本に自生する植物ではないので、土の改良だけは必要。酸性土壌にする為に、土を掘り上げ、ピートモスと山砂を混ぜたものに入れ替える。そこに苗を植えつけて、保水と雑草除けのウッドチップで表面をカバーして完成。あとは摘花と剪定だけ行っておけば良いらしい。野生種に近いっていいですね。
でもきっとそのうちに、苺のように大きくて、食べ応えがあって、とっても甘いブルーベリーが開発されて流通するのでしょう。その頃には、ブルーベリーがこんなに小さくて甘酸っぱかったことなんてきっと忘れられてしまうのでしょう。

鳶を捕まえる

雪溶け頃から頭上を鳶が舞うようになったのです。2匹で飛ぶ姿をよく見かけるので、近くに巣があり、子があるのかもしれません。
せっせと蛙、蛇、鼠、等を捕獲しているのでしょう、「ピーヒョロロロロロロロ」と鳴きながら地面すれすれまで「シュウィーーン」と颯爽に降りてきます。さすが生態系ピラミッドの頂点に君臨する猛禽類としての迫力に満ちています。
さて、この最強の鳶を捕獲するにはどうするか?
ドラム缶の中に蛇を入れておくのです、それだけ。
すると、蛇をめがけて鳶がドラム缶に飛び込んできます。蛇を捕えて飛び立とうとしますが、ドラム缶の中では大きな翼を開くことが出来ず動けなくなってしまうのです。

2012/05/02

頭上の苺

スカイプランターに苺の苗を植えてみました。
まだ一週間程ですが、蔓がカールして上方へ、少しづつ葉が鉢を覆うように伸びてきました。
このまま、上へ上へと伸び、鉢を覆い尽くしてしまうのでしょうか?それとも成長するにしたがって重力に耐えられなくなり、下へと下がってくるのでしょうか?
室内栽培なので、人工授粉が必要でしょうが、苺の実が土にあたって痛む心配はないので、きっと美しい苺をつけてくれるんじゃないかな。

2012/03/21

雉も鳴かずば撃たれまい

藪の中で音がする。雉です。
食物の少ない雪山に残る赤い実を食べにきたようです。
雪上の赤い実は小さくても良く目立ちます。鳥に種を遠方へ運ばせ、繁殖しようとする工夫なのでしょう。鳥の糞に混じって雪の上に落ちた種は、雪解けまで眠り、雪解けと共に湿った土の上で芽を出すのです。

2012/03/19

動物の歩く道は人も歩きやすい

3月に入ると温かくなり、雪がしまってくるので、雪上散歩には絶好の季節です。
雪が、草藪や虫や蛇を覆ってくれるので、夏には歩くのが困難な場所でも気持ち良く歩けるんです。近頃は、朝一で裏山を散策するのが日課になってきました。しかし、どんなに早起きしても、動物達に先を越されてしまっているのです。いつでも雪の上には、動物の足跡だらけ。未だに新雪に一番乗りは出来ないのです。
小さな足跡、大きな足跡、深い溝のような跡、、、。沢水を飲んだり、木肌をかじったり、転げまわったり、しながら徘徊した様がうかがえます。大きな足跡があったらドキドキです。耳を澄まし、目を凝らし、鼻歌(たいがい、「ハイジ」か「森の熊さん」)をうたい、鈴を大きく鳴らしながら、歩を進めます。

2012/02/19

札幌雪祭りに勝る彫刻*場当たりデザイン*

真っ白い3本のプラスチックコーン、一本は倒れてしまっている。いやいや、実は雪のコーン。
プラスチックコーンの中に雪をギッシリ詰めて、ひっくり返して作られたこの白いコーン。近所のスキー場の駐車場の誘導の為に沢山あるんです。きっと暇な誘導員が遊び半分ではじめたことでしょうが、とっても賢い!
この雪のコーン、ちょうど車の入場が落ち着く昼過ぎには、気温が上がって崩れて消滅するんです。なんて合理的、そして環境に優しいんでしょう。

2012/01/29

タイル工事とパズル

少し遡りますが、昨年秋に完了したキッチン横のタイル工事の報告。
換気扇、コンセント、梁、等の形状に合わせてタイルをカット。ボンドで壁面に貼り付け、防汚目地を入れて、あっという間に完成。風呂場に続いて二か所目のタイル工事なので、ぐっとスキルアップ。細かくカットしたタイルがピタッピタッと収まるのは何とも言えぬ快感。
こんな快感を味わえないなんて、お金まで払って他人に任せるなんて、なんて勿体ないんでしょう。
せっかくのパズルをお金を払って他人に完成させてもらうようなもの、だと思うんです。

2012/01/27

自分自身の道を拓く

我が家は表通りから1キロ程奥まった山中にポツリと在る。
冬場はこの1キロの間は雪で閉ざされ、車は入れなくなるのです。歩く為には、雪が降るたびに丁寧に踏み固め、細い歩道を確保しなくてはなりません。この作業を怠ると、腰まで雪に埋もれ、雪の中を泳ぐはめになってしまいます。
この自分自身で拓いた真っ白な細い一本道を、他人が通ることの無い道を、大きなザックを背負って、汗かいて、白い息吐いて、夜にはヘッドランプを照らして、我が家へ歩き帰ることが、とっても心地よいのです。冬の間だけしか存在しない、この世で一番好きな道なんです。
所々を動物の足跡が横切っています。しかし、宅配便も、郵便局でさえも配達に来ません。東京電力もメーター確認に来ません。

2011/12/27

病気の無農薬果実と健康な農薬果実

野菜や果実は無農薬が良いと言われる。が、本当にそうなのだろうか?
隣人に無農薬で林檎の栽培を試みている人間がいる。写真のリンゴはその隣人にもらった林檎である。
そもそも。われられ現代日本人の慣れ親しん林檎というのは、農薬の散布を前提として品種改良されたものである。大きくて、赤くて、甘くて、蜜の入った林檎。その農薬栽培を前提とした林檎を無農薬で栽培することに大きな矛盾を感じてしまうのです。
自然界に自生する林檎の原種というのは、小さくて、青くて、そんなに甘くなくて、およそ我々のイメージのリンゴとはかけ離れたものです。これが、無農薬の自然な林檎。
隣人にもらったリンゴは、無農薬ゆえに虫に喰われ、病気にかかった、醜いものです。こんな林檎を、美味しいと言って食べる人を良く目にします。でも本当においしいのだろうか?病気にかかっていない、虫に喰われていない、林檎の方が私には美味しいように思えるのです。
人間に置き換えてみましょう。薬を使わずに病に犯された人、薬によって病に打ち勝った人、どちらが健康なのでしょう?
病気にかかった無農薬林檎と、健康な農薬林檎。さあどっちを選びます?

2011/11/13

木目の流れを読む

近頃は薪割りが朝飯前の日課です。
チェーンソーで珠切りした丸太はまだ山になっている。この山を雪が降るまでに割らねばなりません。
両足を肩幅に広げてしっかりと地面を踏みしめる。丸太の木目を読み、適切な打点を定める。重い斧を頭上に高く振り上げ、重力を最大限利用して、打点に叩き込む。叩き込む瞬間にはしっかりと腰を入れ、手振りにならないように注意する。目は打点から離さない。
サッカーーン、と軽い手応えで割れると、なんとも言えぬ快感。だが硬い木はそう容易くは無い。木目を外すと斧が弾かれる、手が衝撃で痺れる。年輪が2つに分かれていたり、横枝があったり、木目が捻じれていたりしても気持良くは割れない。力づくで叩き割らなくてはならない。

ストレス解消、基礎体力作り、精神鍛錬になりそうです。

2011/09/18

省エネ、紫外線無し、虫寄らず

灯りを全てLEDに換えてみた。
LEDの灯りには虫が寄らないと聞いていた。全く虫が寄り付かなくなったわけではないが、確かに虫が激減したことが実感できる。
ところが、近頃夜になると窓に蛙が張り付いている。
もしかして、爬虫類はLED光を好むのか?
蛙を狙って蛇が現われるかも?(こわっ)
その蛇を狙ってフクロウが登場?(我らがヒーロー!)

2011/09/17

尾瀬の秋はタバコの香り

朝起きたら気持の良い秋晴れだったので、2年ぶりに尾瀬に出掛けました。登山のような意気込みは要らない、普段着のまま散歩感覚で歩けるので好きです。気がつくと、ついハイジの歌を口づさんでいるです。
ところがすれ違う顔は何故かどれもどんより。きっと、タバコの煙で曇っちゃったんでしょう。彼女ら(女性スモーカーがとっても多かったので
)は、あんなに空気のおいしい大自然の中で、何故わざわざ煙を吸うのでしょうね?今日の尾瀬は喫煙率が高かったのです。だいぶ空気が汚れちゃいましたね。

2011/09/15

来年の芋=今年の芋=昨年の芋=..............

今年もジャガイモはなかなかの豊作。
少々痛んでいた昨年のジャガイモを種にしたので不安だったのですが、問題無かったようです。
芋(肥大化した根)を植えて増やすのですから、一種のクローン栽培です。ということは元になる遺伝子がとっても重要なはず。なかなかの収量であったことを考えると、種芋の痛みは、遺伝子的な欠陥ではなく、保存状態に問題があっただけのようです。
そんな状態の悪い種芋でも、立派な芋が出来たということは、逆に強い遺伝子だったのでしょう。

2011/09/12

顔はそのままで体だけを捻じる

向日葵の花はいつでも太陽に向いているものだと思い込んでいたが、どうやら違うらしい。満開を迎えた向日葵の花は、早朝から夕方まで、東を向いたままなのです。花をつけるまでの葉は、太陽と共に東から北へと回っていたのに。
光を必要とするのは葉だけということか?花は光合成を行わない?

2011/09/11

自力で暖を確保する

夏も終わりが近づき、朝晩は随分と冷え込むようになりました。そろそろ冬支度をしなくてはなりません。
我が家の唯一の暖房器具は薪ストーブなのですが、薪の用意が全く出来ていないので、大慌てです。不要な間伐材をもらい、工事現場で伐倒した障害木をもらい。現場で50センチ程の玉切りにしてせっせと運んで、ようやく軽トラ10杯分が溜まったのです。
さて、あとは薪割りをのんびりと楽しみましょう。

2011/08/27

ハイカラ(HighCollar)

古い洋館の屋根にのった顔つき軒瓦。白壁赤枠の建物によくマッチしています。西洋文化が日本に入り始めた明治初期の作為性を感じないカルチャーミックスがいい味だしてます。こういうバランス感をハイカラと呼ぶのでしょう。
ハイカラと言えば、近年とっても高い襟のシャツを着たサラリーマンを見かけるようになりました。襟ボタンが2つも3つもついているシャツです。首の短い日本人があんなに高い襟を着ちゃ、まるでムチウチ患者のようですよね。

2011/07/19

向日葵の首は何故捻じれないのだろう?

向日葵の花が常に太陽を向きながら回ることは知っていた。
庭に植えた向日葵達は花をつけるにはまだまだ時間が掛かりそうだが、ふと気付くとこの小さな苗達もしっかり回っているのです。朝、東を向いていた葉が午後には一斉に西を向くのです。そして日が暮れると葉を垂れてしまう、まるで眠りにつくように。

何故、向日葵の首はぐるぐるに捻じれてしまわないのだろうか?人間が首を回すような動きをしているのだろうか?夜、葉を垂らしている間に元の位置に戻るという往復運動をしているのだろうか?向日葵の周囲を回転する人工灯を設置したら、捻じれるのだろうか?どれだけの回転スピードにまでついて来れるのだろうか?都会の向日葵は、夜も眠らないのだろうか?
夏休みにでもじっくりと観察してみよう。

2011/07/06

糞尿混じりの蜜

ミツバチをしばらく預かった礼にと、にごり蜜をもらった。
にごり蜜とは、壊れたニホンミツバチの巣をかき出して、布を通して濾過しただけのもの。花粉、ローヤルゼリー、蜂の子、蜜蝋、糞尿まで、混じったものだそうです。
殺菌の為に煮沸してから舐めてみると、これは旨い!とろみは弱くサラッとしているのですが、味はとっても濃い。黒糖のようで、きな粉のようで、フルーツ酢のようで、かぶと虫のようで、メイプルシロップのような、複雑で驚きの味。
一般に市販されているハチミツって西洋ミツバチのものなんですね。