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2012/07/30

ゾウムシのようなカメムシ

ゾウムシのようなカメムシ?を発見。ミヤマクワガタを彷彿させる肩のライン、艶の無い肌、が長老のような印象です。カブトやクワガタを見つけたときのようなドキドキ感。少年の頃だったらきっと捕まえて飼っていたでしょう。
このカメムシもやはり強烈な臭いを発するのだろうか?

2012/03/19

動物の歩く道は人も歩きやすい

3月に入ると温かくなり、雪がしまってくるので、雪上散歩には絶好の季節です。
雪が、草藪や虫や蛇を覆ってくれるので、夏には歩くのが困難な場所でも気持ち良く歩けるんです。近頃は、朝一で裏山を散策するのが日課になってきました。しかし、どんなに早起きしても、動物達に先を越されてしまっているのです。いつでも雪の上には、動物の足跡だらけ。未だに新雪に一番乗りは出来ないのです。
小さな足跡、大きな足跡、深い溝のような跡、、、。沢水を飲んだり、木肌をかじったり、転げまわったり、しながら徘徊した様がうかがえます。大きな足跡があったらドキドキです。耳を澄まし、目を凝らし、鼻歌(たいがい、「ハイジ」か「森の熊さん」)をうたい、鈴を大きく鳴らしながら、歩を進めます。

2012/02/19

札幌雪祭りに勝る彫刻*場当たりデザイン*

真っ白い3本のプラスチックコーン、一本は倒れてしまっている。いやいや、実は雪のコーン。
プラスチックコーンの中に雪をギッシリ詰めて、ひっくり返して作られたこの白いコーン。近所のスキー場の駐車場の誘導の為に沢山あるんです。きっと暇な誘導員が遊び半分ではじめたことでしょうが、とっても賢い!
この雪のコーン、ちょうど車の入場が落ち着く昼過ぎには、気温が上がって崩れて消滅するんです。なんて合理的、そして環境に優しいんでしょう。

2012/01/27

自分自身の道を拓く

我が家は表通りから1キロ程奥まった山中にポツリと在る。
冬場はこの1キロの間は雪で閉ざされ、車は入れなくなるのです。歩く為には、雪が降るたびに丁寧に踏み固め、細い歩道を確保しなくてはなりません。この作業を怠ると、腰まで雪に埋もれ、雪の中を泳ぐはめになってしまいます。
この自分自身で拓いた真っ白な細い一本道を、他人が通ることの無い道を、大きなザックを背負って、汗かいて、白い息吐いて、夜にはヘッドランプを照らして、我が家へ歩き帰ることが、とっても心地よいのです。冬の間だけしか存在しない、この世で一番好きな道なんです。
所々を動物の足跡が横切っています。しかし、宅配便も、郵便局でさえも配達に来ません。東京電力もメーター確認に来ません。

2011/12/27

病気の無農薬果実と健康な農薬果実

野菜や果実は無農薬が良いと言われる。が、本当にそうなのだろうか?
隣人に無農薬で林檎の栽培を試みている人間がいる。写真のリンゴはその隣人にもらった林檎である。
そもそも。われられ現代日本人の慣れ親しん林檎というのは、農薬の散布を前提として品種改良されたものである。大きくて、赤くて、甘くて、蜜の入った林檎。その農薬栽培を前提とした林檎を無農薬で栽培することに大きな矛盾を感じてしまうのです。
自然界に自生する林檎の原種というのは、小さくて、青くて、そんなに甘くなくて、およそ我々のイメージのリンゴとはかけ離れたものです。これが、無農薬の自然な林檎。
隣人にもらったリンゴは、無農薬ゆえに虫に喰われ、病気にかかった、醜いものです。こんな林檎を、美味しいと言って食べる人を良く目にします。でも本当においしいのだろうか?病気にかかっていない、虫に喰われていない、林檎の方が私には美味しいように思えるのです。
人間に置き換えてみましょう。薬を使わずに病に犯された人、薬によって病に打ち勝った人、どちらが健康なのでしょう?
病気にかかった無農薬林檎と、健康な農薬林檎。さあどっちを選びます?

2010/09/05

木の上の小熊はとても可愛い

ベタ基礎が完成しました。が、その話は置いておいて、
湧水を引き込む予定なので、水源を確認しに裏山に入ったところ、真黒な毛並みの美しい熊の親子に出会ったのです。小熊が木に登り、親熊が下から支えるようにしている、仲の良い熊の親子です。
初めて遭遇した野生の熊に、現実感が全く湧かず、なんだかワクワクしてしばらく観察でもしていようかなと思ったその瞬間、親熊がこちらを振り返ったのです。目と目が合った途端、急に我に返り、一目散に、斜面を転がり落ちるように、しかし音を立てぬよう静かに(まるで忍者のように)逃げたのです。後ろを振り返る余裕はありませんでしたが、どうやら
熊は追いかけては来なかったようです。
現実に還った今、あの瞬間を思い出すだけで、しょんべん(Sorry Ladys!)をちびりそうになるのです。

2010/08/28

自然との共生(闘い)

今年はトウモロコシが豊作だったのです。
トウモロコシは、収穫した瞬間からどんどん味が落ちてしまうので、直ぐに食べてしまうのが一番。茹でて、蒸して、焼いて、飽きるほど食べたら、実をほぐして冷凍保存。冷凍庫が一杯になってしまったので、残りは軒下に吊るして乾燥保存をすることにしたのです。普通のトウモロコシでは乾燥してもポップコーンにはならないそうだが、どう違うのかを試してみよう。後は、粉にして食べることにしよう。
2~3週間が経過し、いい具合に実が硬くなってきたと思っていたら、屋根の上でガタガタとうるさい音がする。何事かと思い窓を開けると、猿の後ろ姿。足元には綺麗に実の無くなったトウモロコシの芯が落ちている。大切な冬場の食糧を失ってしまったのです。
この借りは必ず返してやる!芸を仕込んで猿回し?高所の実を獲らせる?食べちゃう?

2010/06/04

生存率5%以下

林檎の花見をつい先日にしたと思ったら、あっという間に花は落ち、実が膨らんできた。既にさくらんぼ大である。
蜜蜂がせっせと働いてくれたおかげで、なかなか良い結実具合である。さて、そろそろ摘果作業の開始である。ああ忙し。
林檎ってのは一つの蕾から5つの花が咲き実を結ぶ、まずはその中の一番元気な実を残し、4つの実を落とす。さらに、残した実の中での選別を行い、一枝につく実の数を1/4程度まで減らす。この一連の摘果作業により、およそ1/20(1/5×1/4)にまで実の数を減らしてやるのである。また既に花のつく前の段階で、一割程度の枝を落としている。ここまでしてやらないとスーパーに並ぶ林檎の大きさには育たないのである。
なんて不自然な果物を我々は食べているのだろう?全ての食物は、人間が作り易いように、食べやすいように、改良(奇形化)されてきたという現実に直面し、しばし考えてみたりするのである。うちの林檎は小さく沢山実
らせてみようか?