2009/10/10

黒柳徹子とアグネスチャンは似て異なる

近年、日本ユニセフ協会から募金を募るダイレクトメールが頻繁に届くようになった。自らの意思でユニセフへの個人情報提供を行った覚えは無いのに。
この日本ユニセフ協会(看板娘アグネスチャンは、ユニセフ国内委員会大使)、年間180億円程の募金(非課税)を集めるという。その内、ユニセフ本部へと渡る募金は約80%。残り約20%(36億円)もの金額は活動費という名目で日本ユニセフ協会で使われているようだ。一方、ユニセフ国際親善大使である黒柳徹子の開設する個人口座への募金は、100%ユニセフ本部へ届けられるらしい。
その使用用途を明確に伝えずに、募金の呼びかけを行っている日本ユニセフ協会の姿勢には大いなる疑問を抱く。予期せぬ目的の為に、皆の良心の募金が使用されてしまうのだから。
ちなみに、2001年には、26億円(募金で集められた貴重なお金)を投じて高輪に「ユニセフハウス」なる立派なビルが建設された。これは募金者の意志に適うことなのだろうか?
有意義な募金を行う為には、知名度や謳い文句に流されることなく、信頼の出来る機関、自らの意志に適した機関、を慎重に選ばなくてはならない。

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