ラベル 薪ストーブ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 薪ストーブ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011/09/11

自力で暖を確保する

夏も終わりが近づき、朝晩は随分と冷え込むようになりました。そろそろ冬支度をしなくてはなりません。
我が家の唯一の暖房器具は薪ストーブなのですが、薪の用意が全く出来ていないので、大慌てです。不要な間伐材をもらい、工事現場で伐倒した障害木をもらい。現場で50センチ程の玉切りにしてせっせと運んで、ようやく軽トラ10杯分が溜まったのです。
さて、あとは薪割りをのんびりと楽しみましょう。

2011/04/05

電気や灯油が無くても風邪をひかない

雪により中断を余儀なくされていた作業を再開したのです。まだまだ雪が深く車両ではとても近寄れない状況なので、橇を引いて部材を運び込まなくてはなりません。
ようやく、屋根から下げた煙突と薪ストーブとの接続作業です。ストーブ本体の重量は145kgもあるので、まずこいつを動かすのが一苦労。毛布で引きずり、腰を摩り、また引きずり、息を整え、また引きずり、汗を拭い、なんとか所定位置へ。屋根より煙突を一本づつ繋ぎ合わせながら下へと伸ばしてきて、いよいよ本体と接続しようとすると、10センチ足らない。屋根に上り、コーキング材を切り、支持金具のボルトを緩めて、煙突を10センチ下げる。今度はバッチリ。
しかし、まだまだ暖はとれません、燃料となる薪が無いのですから。山の雪が溶けたら間伐材を貰ってきて、薪割りに精を出さねばなりません。来冬の為の燃料を、せっせと自力で蓄えます。そうすれば、停電も灯油不足も関係無いですから。

2010/12/18

日本の床とスペインの床

日本の伝統を尊重するばかりが良いとも限りません。現代の生活には、世界中の様々な文化(西欧、東欧、中近東、アジア、米、、、)が混在しています。それぞれのいいとこを積極的に取り入れたライフスタイルが一番自然だと思うのです。ただし、そのミックス加減には大いなる拘りと細心の注意が必要です。(概して日本人の家は、物欲に任せて買い集められた物に溢れた、醜い雑多な空間になっています。)
さて、浮造りの木床(国産杉)では問題の生じる場所は、くり抜いて別の素材(スペイン産テラコッタ)を敷いたのです。
まず、仕上りが平らになるよう下地の高さを調整します。テラコッタに強力接着剤を塗って均等に貼り付けます。目地材を練り上げて、目地を入れます。周囲にはみ出した余分な目地を水を含ませたスポンジで洗い取ります。
火に強く、汚れを洗い落とせる床の完成です。後日、この床の上に薪ストーブを設置します。横には薪を数束積み上げておきます。
これで、薪をくべる際に灰がこぼれても安心、ストーブ上の鍋が噴きこぼれても安心なのです。

2010/11/29

エアコンではお湯も湧かない

屋根に上って煙突の取り付け。6寸勾配(横10に対して縦6上る屋根=角度だと31°)の屋根は、結構急なのです。スキー場でいうと超上級コースレベル。これだけの角度があると、雪が自然に落下するのです。
もう足場は外してしまったので、屋根の端に長梯子をかけて恐る恐る登ります。梯子から屋根に乗り移り(ここが一番恐ろしい)、足首をしっかり曲げて(これはスノーボードと同じですね)斜面を慎重に登り、頂点に辿りついて一安心。落ち着いて周囲を見渡すとなんて爽快なんでしょう。子供の頃のようなわくわく感。
屋根を敷く時に一緒に敷きこんだフラッシング(円錐形の金物)から煙突を出します。防水カパーを繋ぎ目に被せて、耐火パテでシーリング。時々足を滑らせながらも、煙突にしがみついて、なんとか作業を完了。
日本では、暖炉や薪ストーブの文化は一般には根付いていません。古き良き日本の囲炉裏文化も(手軽な火鉢さえも)、既に途絶えかけています。電気が止まったら、多くの人がこごえちゃいますね。