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2011/04/05

電気や灯油が無くても風邪をひかない

雪により中断を余儀なくされていた作業を再開したのです。まだまだ雪が深く車両ではとても近寄れない状況なので、橇を引いて部材を運び込まなくてはなりません。
ようやく、屋根から下げた煙突と薪ストーブとの接続作業です。ストーブ本体の重量は145kgもあるので、まずこいつを動かすのが一苦労。毛布で引きずり、腰を摩り、また引きずり、息を整え、また引きずり、汗を拭い、なんとか所定位置へ。屋根より煙突を一本づつ繋ぎ合わせながら下へと伸ばしてきて、いよいよ本体と接続しようとすると、10センチ足らない。屋根に上り、コーキング材を切り、支持金具のボルトを緩めて、煙突を10センチ下げる。今度はバッチリ。
しかし、まだまだ暖はとれません、燃料となる薪が無いのですから。山の雪が溶けたら間伐材を貰ってきて、薪割りに精を出さねばなりません。来冬の為の燃料を、せっせと自力で蓄えます。そうすれば、停電も灯油不足も関係無いですから。

2010/11/29

エアコンではお湯も湧かない

屋根に上って煙突の取り付け。6寸勾配(横10に対して縦6上る屋根=角度だと31°)の屋根は、結構急なのです。スキー場でいうと超上級コースレベル。これだけの角度があると、雪が自然に落下するのです。
もう足場は外してしまったので、屋根の端に長梯子をかけて恐る恐る登ります。梯子から屋根に乗り移り(ここが一番恐ろしい)、足首をしっかり曲げて(これはスノーボードと同じですね)斜面を慎重に登り、頂点に辿りついて一安心。落ち着いて周囲を見渡すとなんて爽快なんでしょう。子供の頃のようなわくわく感。
屋根を敷く時に一緒に敷きこんだフラッシング(円錐形の金物)から煙突を出します。防水カパーを繋ぎ目に被せて、耐火パテでシーリング。時々足を滑らせながらも、煙突にしがみついて、なんとか作業を完了。
日本では、暖炉や薪ストーブの文化は一般には根付いていません。古き良き日本の囲炉裏文化も(手軽な火鉢さえも)、既に途絶えかけています。電気が止まったら、多くの人がこごえちゃいますね。