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2011/01/08

狩り(借り)

昨年は、熊の親子と間近で遭遇し、猪にさつま芋畑を壊滅され(正月に自家製の芋で作った栗きんとんが食べられないのは、とても悲しいのです)、手負いの鹿に出逢い、猿にトウモロコシを横取りされ、と野生動物を随分と身近に感じた年なのです。特に農作物の被害は死活問題。大切に育てた食物を横取りされては、生きてゆけないのです。
この猟期には、裏山の動物(にっくき泥棒猫、いや泥棒猪め!)を何頭か狩って、今年の被害を削減させなくてはならないと思っているのです。うちの畑の作物を食べて育った猪を撃ち(討ち)、鍋やカレーや燻製にして食べる。それで、とんとん。
私、思うところあって、家畜肉は食さないのですが、地元で駆除された野生動物だけは食べることにしているのです。スポーツハンティングではありません、生きる為の闘い(ちょっと大げさですが)なのです。

2009/12/14

屠殺・解体に目を背ける者に肉を食す資格は無い

近年、鹿を中心とした獣による農作物被害が深刻な状況となっている。人が大切に育てた食物を獣に横取りされてしまっては、死活問題なのである。過剰繁殖の陰には、天敵の減少による食物連鎖バランスの崩壊や、地球温暖化による動植物生息域の変化、等の理由があるのだろう。
動物を殺めることは、とても心が痛むことである。だが大切な農作物を奪われては自分が生きていけない。したがって、適正な有害鳥獣駆除は避けられないのである。適正な食物連鎖の再生。人間は食物連鎖の頂点に立つ責任を適正に全うしなくてはならない。
しかしながら、「適正」という判断は慎重に下したい。まず、本当に有害な鳥獣であること。次に、駆除した後の鳥獣は、責任を持って解体し、食し、最大限有効に活用すること。決してスポーツ感覚で楽しまないこと。決して商売を目的としないこと。
私は、10年以上肉を口にして来なかったが、近隣の獣達とは積極的に係わり、やむを得ず駆除された獣は食してゆきたいと思う。
*写真は裏山で見つけた、まだ柔らかい熊の糞。