2011/01/24

メッキの剥がれたトレンディーレストラン

ライブ前に時間があったので、恵比寿にあるお城のような門構えのフレンチレストランで食事をしてみたのです。
店内に入ってがっかり、全てが薄っぺらいのです。張りぼてモールド額縁の上を紫色のペンキで塗った(所々剥がれた)壁。作家の絵心も職人の技も無い(一昔前にはトレンドだった?)草模様のカーペット。合成皮革張りで、体馴染みが悪く、無意味なデザイン脚のついた椅子。薄い化粧板の上からクリア塗装でピカピカにした(
エッジが傷つきみずぼらしく剥がれた)合板の机。これみよがしに吊り下げられた巨大で(下品な)シャンデリア。
2~3年で内装を変える使い捨てトレンディーブティックでよく見られる手法のオンパレードなのです。時を刻む程に、みすぼらしくなる表面的なインテリア。
こんな空間では、せっかくの料理もなんだか表面的に感じてしまうのです。看板シェフはよくOKを出したものだ。いや、インテリアのことなんて何も分かっていない料理バカなのか?

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