2010/05/20

わさびをかじっても辛くない

庭の小川に自生している山葵の葉が青々と茂ってきて、食べ頃である。根は岩魚の刺身の時くらいしか獲らないことにしている(根絶しないよう気を配っているのである)が、この葉は遠慮無く頂く。ピリリと爽やかな辛さがあって旨い。バジルのような感覚で様々な料理に使えるのです。
ところで山葵の根ってのは不思議なもので、そのままかじっても辛みが無い。細かくおろして初めて辛くなるのである。なんでも細胞を細かく磨り潰すことによって辛み成分が出てくるのだそうである。
この原理を応用して、食べ方によって全く味の変わる人工食品を開発出来ないだろうか?シャブシャブだとさっぱりポン酢味で、ミンチにするとこってりソース味に変わる、合成肉とか。冷たいと甘口で、温めると辛口に変わる、親子のカレーとか、、、

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