2011/06/18

人の命はミツバチに支えられている

我が家にニホンミツバチがやってきた。となり村の知人が養蜂箱を庭の梅の下に置いていったのだ。
知人は自分の家の近所で分蜂群(この時期になるとミツバチは新たな巣を求めて古巣を後にし、巣が見つかるまで球状に群を成している)をつかまえて箱に入れたのだが、元の巣が近すぎては戻ってしまうことがあるという。で、少し離れた我が家にやってきたのである。
巣箱の出入口は働き蜂がひっきりなしに出入りしている。脚にはたっぷりと花粉がついている。働き蜂はこうしてせっせと花々を飛び渡って蜜を集める。同時に花粉を運び、植物を受粉させる。受粉によって実った農作物を人が食べる。自然の摂理には本当に感心させられます。
「ミツバチがいなくなったら人類は4年以内に滅びる」とアインシュタインは言ったそうだ。そうなっては困りますので、来年には我が家でもニホンミツバチを飼ってみようと思う。しばらくはこの借り物で生態研究です。

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