2011/04/30

牛乳風呂には最適です

プラスティックやFRPの質感はどうも好きになれないので、バスタブはホーロー製を選んだのです。鉄にガラスの釉薬をかけた伝統技術、どこか懐かしく手の温もりを感じるのです(実際にはひんやりと冷たいのですが)。
近頃では、重くて、割れやすい、ホーローは工事効率が悪く施工業者からは嫌われるようです。所詮他人の家ですから、施工業者は楽でリスクの少ない施工法(日本の風呂はほとんどユニットバスになってしまいました)を好みます。施主の拘りの少ないこの日本では、器具や工法の選択はほぼ業者任せですから、このままではホーローのバスタブは近い将来消えてしまうかもしれません。皆がもう少し、自分自身の家作りに積極的に係わるようになるといいのですが。
バスタブに脚を取り付ける。排水口とオーバーフロー口を取り付け、その2つの口を排水管で繋ぐ。水が溢れそうになるとオーバーフロー口から水が流れ出て排水口と合流する仕組み。さらに、この2つの口にあるキャップは連動しており、オーバーフローキャップを回すと排水キャップが開閉する。
さあ、これからが大仕事、風呂場の防水工事、タイル貼り、をしっかりとしなくてはなりません。在来工法の風呂は手がかかります。

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