ミツバチをしばらく預かった礼にと、にごり蜜をもらった。
にごり蜜とは、壊れたニホンミツバチの巣をかき出して、布を通して濾過しただけのもの。花粉、ローヤルゼリー、蜂の子、蜜蝋、糞尿まで、混じったものだそうです。
殺菌の為に煮沸してから舐めてみると、これは旨い!とろみは弱くサラッとしているのですが、味はとっても濃い。黒糖のようで、きな粉のようで、フルーツ酢のようで、かぶと虫のようで、メイプルシロップのような、複雑で驚きの味。
一般に市販されているハチミツって西洋ミツバチのものなんですね。
「羊飼い」そして「アートディレクター」という二面性を持つセバスチャンの日常報告